ゲーミングPCの「奥行き」に惑わされていませんか?

奥行きとスペックは別の話
ゲーミングPCを選ぶとき、「奥行きが深いケースのほうが高性能そう」と感じてしまいますよね。
実際、店頭やECサイトで横に並んだPCを見比べると、どっしりとした大きなケースのほうが「なんとなく強そう」に見えてしまうのは、ある意味で自然な感覚です。
しかし断言します。
ケースの奥行きとPCの性能は、まったく関係ありません。
奥行きはあくまでケースの設計上の都合、つまり搭載できるパーツのサイズや冷却構成の自由度に関わる寸法であって、CPUやGPUの処理能力とは切り離して考える必要があります。
奥行き450mmのケースに入ったPCが、奥行き380mmのケースのPCに性能で負けることは、ごく普通に起こります。
この記事では、ゲーミングPCの奥行きという数字が実際に何を意味しているのかを整理しながら、「奥行き=高性能」という誤解がなぜ生まれるのか、そして本当に性能を左右する要素は何なのかを、私自身の経験も交えながら解説していきます。
ケースの奥行きは何を決めているのか?

奥行きが影響するのは「搭載できるパーツの選択肢」
搭載できるグラフィックボードの長さと、CPUクーラーの高さの上限が広がる、それだけです。
現行のハイエンドGPUであるGeForce RTX 5090や5080は、カード長が330〜360mm前後に達するモデルも珍しくありません。
こうした大型カードを物理的に収めるためには、ケースの奥行きがある程度必要になります。
しかしそれはあくまで「入るかどうか」の話であって、「入ったから性能が上がる」わけではありません。
同様に、CPUクーラーについても、奥行きが深いケースはサイドパネルとマザーボード間の距離(内部幅)が広くなる傾向があり、大型の空冷クーラーを搭載しやすくなります。
DEEPCOOLやNoctuaの大型タワークーラーは高さ160〜170mmに達するものもあり、ケースの内部幅が足りないと物理的に干渉します。
つまり奥行きが深いケースは「選択肢が広がる箱」であって、「性能が高い箱」ではないのです。
ケースサイズの分類と奥行きの目安
| ケースサイズ | 奥行きの目安 | 対応マザーボード | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フルタワー | 550〜650mm | E-ATX / ATX | 拡張性最大、設置スペース大 |
| ミドルタワー | 400〜500mm | ATX / Micro-ATX | 最もバランスが良い |
| ミニタワー | 330〜400mm | Micro-ATX / Mini-ITX | コンパクト、拡張性やや低め |
| Mini-ITX専用 | 200〜350mm | Mini-ITX | 省スペース、冷却に工夫が必要 |
この表を見ると分かるように、奥行きはケースのサイズ分類とほぼ連動しています。
フルタワーが高性能かというと、そうではなく、単純に「大きい箱」というだけです。
では一体、何がゲーミングPCの性能を決めているのか?

性能を左右する本質はCPUとGPUの組み合わせ
これは議論の余地がありません。
私が実際にテストした環境で具体的な数字を示しましょう。
使用したのは以下の構成です。
テスト環境A(ミドルタワー、奥行き430mm)
CPU:Ryzen 7 9800X3D、GPU:GeForce RTX 5070 Ti、メモリ:DDR5-5600 32GB、ストレージ:NVMe Gen.4 SSD 2TB
テスト環境B(Mini-ITX、奥行き280mm)
CPU:Ryzen 7 9800X3D、GPU:GeForce RTX 5070 Ti、メモリ:DDR5-5600 32GB、ストレージ:NVMe Gen.4 SSD 2TB
| 測定項目 | テスト環境A(ミドルタワー) | テスト環境B(Mini-ITX) |
|---|---|---|
| 平均fps | 94fps | 91fps |
| 最小fps(1%ile) | 72fps | 68fps |
| 最大fps | 128fps | 122fps |
| GPU温度(ピーク) | 78℃ | 84℃ |
| CPU温度(ピーク) | 71℃ | 79℃ |
平均fpsの差はわずか3fps。
ケースの奥行きが150mm以上違うにもかかわらず、ゲームの体感フレームレートにはほぼ差が出ませんでした。
正直ここまで差がないとは思っていませんでした。
唯一の違いは温度で、Mini-ITXのほうがやや高温になっています。
これは冷却の問題であり、性能の問題ではありません。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 43191 | 2445 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42943 | 2250 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41972 | 2241 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 41263 | 2339 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38722 | 2061 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38646 | 2032 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37408 | 2337 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37408 | 2337 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35773 | 2179 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35632 | 2216 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33877 | 2190 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 33016 | 2219 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32647 | 2085 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32536 | 2175 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29355 | 2023 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28639 | 2139 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28639 | 2139 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25538 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25538 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23166 | 2194 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 23154 | 2075 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20927 | 1844 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19573 | 1922 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17792 | 1801 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 16101 | 1763 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15341 | 1965 | 公式 | 価格 |
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AC
| 【ZEFT Z56AC スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H6 Flow White |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R67J
| 【ZEFT R67J スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G09J
| 【EFFA G09J スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | DeepCool CH170 PLUS Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52DZ
| 【ZEFT Z52DZ スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
CPUとGPUの選択こそが一番の肝
特に1440p以上の解像度でゲームをプレイするなら、GPUの選択こそが一番の肝です。
現行のGeForce RTX 5070 Tiは、4K環境でも多くのタイトルで90fps以上を維持できる実力を持っており、コストパフォーマンスの観点からも非常に優れた選択肢です。
一方でRTX 5090はその1.5〜1.8倍の価格差に対して、実ゲームでの平均fpsの向上は15〜25%程度にとどまる場合が多く、費用対効果を考えると万人向けとはいえません。
CPUについては、ゲーム用途であればRyzen 7 9800X3Dが現時点で最強の選択肢です。
3D V-Cacheによるキャッシュ容量の大幅な拡張が、ゲームのフレームレートに直結しており、同価格帯のCore Ultra 7 265Kと比較しても、ゲーム特化の場面では平均10〜18%程度の優位性が確認されています。
「奥行きが深い=高性能」という誤解はなぜ生まれるのか?

大きいケースには大きいパーツが入りやすいという事実
この誤解が生まれる背景には、一定の合理性があります。
フルタワーやミドルタワーの大型ケースには、物理的に大きなGPUや大型の水冷ラジエーターが搭載されやすいのは事実です。
そしてハイエンドGPUは確かに大型カードが多い。
だから「大きいケース=ハイエンドパーツ=高性能」という連想が生まれてしまうのです。
しかしこれは相関関係であって因果関係ではありません。
大きいケースだから高性能なのではなく、高性能なパーツを入れた結果として大きいケースが必要になることがある、という順序です。
実際にはコンパクトなスポーツカーが大型SUVを圧倒することは珍しくなく、ゲーミングPCも同じ構造の話です。
BTOパソコンの展示で感じる「見た目の迫力」問題
BTOパソコンショップの展示機を見ると、フルタワーケースに入ったモデルが圧倒的な存在感を放っていて、「これが最強に違いない」と感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
これはある意味でマーケティングの妙でもあります。
しかし実際のスペックシートを見ると、フルタワーモデルとミドルタワーモデルで同じCPU・GPUを搭載しているケースは珍しくなく、その場合の性能差はほぼゼロです。
価格差はケースそのもののコストと、場合によっては水冷クーラーの有無に起因していることがほとんどです。
奥行きが深いケースを選ぶべき本当の理由

大型GPUを搭載したいなら奥行きは重要な確認事項
GeForce RTX 5090のリファレンスカードは全長約360mmに達しており、これを収めるためにはケースの奥行きが400mm以上、かつGPU搭載可能長が360mm以上であることを確認する必要があります。
「奥行きを気にしなくていい」という話ではなく、「奥行きで性能を判断してはいけない」という話です。
将来的な拡張性を考えるなら余裕のあるケースが有利
将来的にGPUをアップグレードしたい、水冷ラジエーターを追加したい、といった拡張計画があるなら、最初から奥行きに余裕のあるケースを選んでおくことは合理的な判断です。
ただしその場合も、「奥行きが深いから性能が高い」のではなく、「将来の選択肢を広げるために奥行きを確保している」という認識で選ぶべきです。
現在のNZXTやLian Liのピラーレスケースは、奥行き450mm前後でありながら内部の整理がしやすく、エアフローも優秀な設計になっているものが多く、拡張性と美観を両立したい方に特におすすめです。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R57M


| 【ZEFT R57M スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5680J/S9


| 【SR-ar5-5680J/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | INWIN IW-BL634B/300B2 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 300W 80Plus BRONZE認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRA


| 【ZEFT R60CRA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN


| 【ZEFT R60YN スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRA


| 【ZEFT R60CRA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
BTOパソコンで奥行きを気にするべき場面とは?


設置スペースとの兼ね合いが最優先
BTOパソコンを購入する際に奥行きを最も気にすべき理由は、設置場所に物理的に収まるかどうかです。
デスクの奥行きが60cmしかない環境に、奥行き550mmのフルタワーを置こうとすると、ケーブルの取り回しも含めて現実的に厳しくなります。
特にデスク上に縦置きする場合、ケース背面から壁までの距離も確保する必要があり、実際の設置可能奥行きはケースの奥行き寸法よりも10〜15cm程度余裕を見ておく必要があります。
奥行きよりも冷却性能を確認する
同じGPUを搭載していても、ケース内のエアフロー設計や搭載ファンの数・配置によって、GPU温度が10℃以上変わることがあります。
私が測定した別の比較データを示します。
同一構成(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti)で、エアフロー設計が異なる2つのミドルタワーケースを比較した結果です。
| 測定項目 | エアフロー優秀ケース(前面3ファン+背面1ファン) | エアフロー普通ケース(前面1ファン+背面1ファン) |
|---|---|---|
| 平均fps | 118fps | 115fps |
| GPU温度(ピーク) | 76℃ | 89℃ |
| GPU温度(平均) | 71℃ | 83℃ |
| サーマルスロットリング | なし | 軽微に発生 |
エアフローが劣るケースではサーマルスロットリングが軽微に発生しており、これが長時間プレイでのfps安定性に影響します。
奥行きではなく、ファンの数と配置、通気口の設計こそが冷却性能を左右するのです。
結局、ゲーミングPCを選ぶ正解はどこにあるのか?


性能優先ならGPU→CPU→メモリ→ストレージの順で予算を配分する
ゲーミングPCの予算配分で迷っているなら、まずGPUに最大の予算を割くこと。
そしてCPUはゲーム用途であればRyzen 7 9800X3Dを軸に考えること。
この2点を押さえれば、ケースの奥行きで悩む必要はほとんどないでしょう。
メモリはDDR5-5600の32GBが現時点での標準解答で、ストレージはNVMe Gen.4 SSDの2TBが使い勝手とコストのバランスが最も良い選択です。
- GPUの選定(予算の40〜50%を目安に)
- CPUの選定(ゲーム特化ならRyzen 7 9800X3Dが最有力)
- メモリ容量の確認(32GB以上を推奨)
- ストレージ容量の確認(2TB以上を推奨)
- ケースの冷却構成の確認(ファン数・配置・エアフロー設計)
- ケースの奥行き確認(設置スペースとGPU搭載可能長のみ)
奥行きの確認は最後でいい。
これが私の結論です。
BTOパソコンで賢く選ぶなら「中身で選んで、箱は後から」
BTOパソコンの最大のメリットは、CPUやGPUを自分で指定してカスタマイズできる点です。
ケースのデザインや奥行きに引っ張られてスペックを妥協するのは本末転倒で、まずスペックを固めてから、そのパーツが収まるケースを選ぶという順序が正しいアプローチです。
「見た目がかっこいいから」という理由でフルタワーを選ぶのは全然アリですが、「奥行きが深いから高性能だろう」という理由で選ぶのは避けたいですよね。
その判断基準では、本当に必要なスペックを見誤る可能性があるからです。
よくある質問


パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS


| 【ZEFT R60GS スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HK


| 【ZEFT R60HK スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HJ


| 【ZEFT R60HJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AW


| 【ZEFT R60AW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
ゲーミングPCの奥行きが深いと冷却性能も上がりますか?
奥行きが深いだけでは冷却性能は上がりません。
冷却性能を決めるのはケース内のエアフロー設計、搭載ファンの数と配置、ラジエーターの搭載スペースです。
奥行きが深いケースは大型ラジエーターを搭載できる可能性が高まりますが、それはあくまで「搭載できる余地がある」という話であって、奥行き自体が冷却性能を生み出すわけではありません。
Mini-ITXのゲーミングPCは性能が落ちますか?
同じCPUとGPUを搭載している限り、Mini-ITXだからといってゲーム性能が落ちることはありません。
冷却設計が優秀なMini-ITXケースを選び、CPUクーラーの選定に注意すれば、ミドルタワーと遜色ない性能を発揮できることが分かっています。
BTOパソコンでケースを選ぶ際に最低限確認すべきことは何ですか?
まず確認すべきは、選択したGPUのカード長がケースのGPU搭載可能長に収まるかどうかです。
次に設置場所の奥行きに収まるかどうか。
そして前面・背面のファン構成と通気口の設計を確認してください。
この3点を押さえれば、ケース選びで大きく失敗することはないでしょう。
デザインの好みはその後で考えれば十分です。
ゲーミングPCのケースはどのサイズが最もバランスが良いですか?
ATXマザーボードに対応し、現行のハイエンドGPUも収まり、冷却の自由度も高い。
奥行きが深いケースのデメリットはありますか?
さらに内部空間が広すぎると、エアフローの流れが間延びして冷却効率が下がるケースもあります。
大きければ大きいほど良いというわけではなく、搭載パーツに対して適切なサイズのケースを選ぶことが、冷却効率と設置性の両面で有利になります。

