Vtuber配信で最も重要なパーツの優先順位

配信品質を決定づける3つのコアパーツ
Vtuber活動において配信品質を左右するパーツは、CPU、グラフィックボード、メモリの3つが特に重要。
これらのパーツが配信のエンコード処理、3Dモデルのトラッキング、複数アプリケーションの同時動作を支えているからです。
配信中はVTube Studioやluppetといったトラッキングソフト、OBS Studioなどの配信ソフト、さらにゲームやブラウザを同時に動かす必要があります。
この複雑な処理を快適にこなすには、各パーツの役割を正確に理解した上で適切なスペックを選ぶことが求められるわけです。
私自身、複数のVtuber配信環境を構築してきた経験から、パーツ選びの優先順位を間違えると配信中にカクつきやフリーズが発生し、視聴者に不快な思いをさせてしまうことを何度も目にしてきました。
配信品質は視聴者の定着率に直結するため、パーツ選びは慎重に行う必要があります。
CPUが配信の安定性を握る理由
なぜなら、ソフトウェアエンコードを使用する場合はCPUが映像のエンコード処理を担当し、さらにトラッキングソフトの演算処理も同時に行うからです。
配信中のCPU負荷は想像以上に高く、特にソフトウェアエンコードのx264を使用する場合、CPUの性能が不足していると配信映像がカクついたり、音声が途切れたりする原因になってしまいますよね。
また、3Dモデルの表情トラッキングやボーンの動きを計算する処理もCPUに依存しているため、コア数とスレッド数が多いCPUを選ぶことが配信の快適性に直結します。
現行のCPUで配信に適しているのは、AMDのRyzen 7 9800X3DやRyzen 7 9700X、IntelのCore Ultra 7 265Kあたり。
特にRyzen 7 9800X3Dは3D V-Cache技術により大容量のキャッシュを搭載しており、ゲーム配信との相性が抜群。
一方、Core Ultra 7 265Kは最新のLion Coveアーキテクチャにより性能効率が高く、発熱を抑えながら高いパフォーマンスを維持できるのが魅力です。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 43191 | 2445 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42943 | 2250 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41972 | 2241 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 41263 | 2339 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38722 | 2061 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38646 | 2032 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37408 | 2337 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37408 | 2337 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35773 | 2179 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35632 | 2216 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33877 | 2190 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 33016 | 2219 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32647 | 2085 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32536 | 2175 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29355 | 2023 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28639 | 2139 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28639 | 2139 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25538 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25538 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23166 | 2194 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 23154 | 2075 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20927 | 1844 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19573 | 1922 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17792 | 1801 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 16101 | 1763 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15341 | 1965 | 公式 | 価格 |
グラフィックボードがエンコードを加速する
グラフィックボードは3Dモデルの描画だけでなく、ハードウェアエンコードによる配信負荷の軽減という重要な役割を担っています。
NVIDIAのNVENCやAMDのVCEといったハードウェアエンコーダーを使用することで、CPUの負荷を大幅に削減しながら高品質な配信が可能になるわけです。
GeForce RTX 50シリーズは第5世代のNVENCエンコーダーを搭載しており、従来モデルと比較してエンコード品質が向上しているともいわれています。
特にRTX 5070TiやRTX 5070は、配信用途としてコストパフォーマンスに優れた選択肢。
DLSS 4やReflex 2といった最新技術にも対応しており、ゲーム配信時のフレームレート向上と遅延削減を実現しています。
Radeon RX 90シリーズもFSR 4による機械学習ベースのアップスケーリングに対応し、配信中のゲームプレイを快適にする機能が充実。
ただし、グラフィックボードのハードウェアエンコードはCPUのソフトウェアエンコードと比較すると、同じビットレートでは若干画質が劣る場合もありますが、配信の安定性を考えると充分に実用的で不満は感じません。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48835 | 101050 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32246 | 77396 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30242 | 66181 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 30165 | 72788 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27244 | 68331 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26585 | 59716 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 22015 | 56308 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19978 | 50045 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16610 | 39030 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 16042 | 37868 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15903 | 37648 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14682 | 34617 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13784 | 30592 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13242 | 32080 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10854 | 31467 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10683 | 28337 | 115W | 公式 | 価格 |
パーツ別の選び方と推奨スペック

CPUの選び方と具体的な推奨モデル
Vtuber配信用のCPU選びでは、コア数とスレッド数、そしてシングルスレッド性能のバランスが重要。
配信ソフトやトラッキングソフトは複数のスレッドを活用するため、最低でも8コア16スレッド以上のCPUを選んだ方がいいでしょう。
3D V-Cacheによる大容量キャッシュがゲームのフレームレートを向上させ、配信中でも快適なプレイ環境を維持できるからです。
価格はやや高めですが、長期的に使用することを考えれば投資する価値は充分にあります。
コストパフォーマンスを重視するなら、Ryzen 7 9700Xが最適。
8コア16スレッドの構成で配信に必要な処理能力を確保しつつ、価格を抑えられるのが魅力です。
Intel系ならCore Ultra 7 265Kが有力候補。
Lion Coveアーキテクチャによる高い性能効率と、NPUによるAI処理の強化が配信環境に適しています。
特にAI機能を活用したトラッキングソフトを使用する場合、NPUの存在が処理の高速化に貢献するでしょう。
予算に余裕があるなら、Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといったハイエンドモデルも選択肢に入ります。
ただし、通常の配信用途であればRyzen 7クラスで充分な性能が得られるため、必ず最上位モデルを選ばなければならないわけではありません。
グラフィックボードの選び方と推奨モデル
GeForce RTX 5070Tiは、Vtuber配信において理想的なバランスを持ったグラフィックボード。
12GBのGDDR7メモリを搭載し、4K解像度での配信にも対応できる性能を備えています。
第5世代のNVENCエンコーダーは高品質な映像を低負荷で配信できるため、CPUリソースをトラッキングやゲームに割り当てられるのが大きなメリット。
コストを抑えつつ高品質な配信を実現したいなら、GeForce RTX 5070が最有力候補。
8GBのVRAMは一般的な配信用途には充分で、DLSS 4による画質向上とフレームレート向上の恩恵も受けられます。
価格と性能のバランスが取れており、初めて配信用PCを構築する方にも安心しておすすめできるモデルです。
Radeon派なら、RX 9070XTが魅力的な選択肢。
FSR 4による機械学習ベースのアップスケーリングは、配信中のゲームプレイを快適にする強力な武器になります。
AMDのVCEエンコーダーも世代を重ねるごとに品質が向上しており、NVIDIAとの差は縮まっているといえるでしょう。
予算が限られている場合は、GeForce RTX 5060TiやRadeon RX 9060XTも検討に値します。
これらのエントリーモデルでも、フルHD解像度での配信なら問題なくこなせる性能を持っており、将来的なアップグレードを前提とした構成なら充分な選択肢。
ただし、4K配信や複数のモニターを使用する環境では力不足を感じる可能性があるため、用途に応じて慎重に判断する必要があります。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IX
| 【ZEFT Z55IX スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKB
| 【ZEFT Z55EKB スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YE
| 【ZEFT R60YE スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GL
| 【ZEFT R60GL スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DN
| 【ZEFT Z55DN スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
メモリ容量と速度の重要性
メモリは配信の安定性に直結するパーツで、容量不足は配信中のクラッシュやフリーズの原因になってしまいますよね。
Vtuber配信では複数のアプリケーションを同時に動かすため、最低でも32GBのメモリを搭載することが推奨されます。
現行のシステムはDDR5メモリに移行しており、DDR5-5600が主流の規格。
特にCPUとメモリ間のデータ転送が頻繁に発生する配信環境では、この帯域幅の広さが体感できるレベルで動作の快適性に影響します。
32GBのメモリがあれば、OBS Studio、VTube Studio、ゲーム、ブラウザ、Discordなどを同時に起動しても余裕があり、メモリ不足によるパフォーマンス低下を心配する必要はほとんどないでしょう。
さらに配信の録画データを一時的にメモリ上に保持する設定を使用する場合や、複数のゲームを切り替えながら配信する場合は、64GBのメモリを選択するのも効果的です。
BTOパソコンを購入する際は、これらの人気メーカーのメモリを選択できるショップを選ぶと安心。
シングルチャネル(32GB×1枚)では帯域幅が半減し、配信のパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があるため、必ずデュアルチャネル構成を選びましょう。
ストレージとその他のパーツの選び方

ストレージの容量と速度が配信に与える影響
ストレージは配信の録画データを保存するだけでなく、OSやアプリケーションの起動速度、データの読み書き速度に直接影響するため、適切な選択が求められます。
現行のストレージはNVMe M.2規格のPCIe Gen.4 SSDが主流で、Gen.5 SSDも登場していますが、価格と発熱の問題からGen.4が実用的な選択肢。
配信用PCのストレージ構成は、システムドライブとデータドライブを分けるのが理想的。
システムドライブには500GB~1TBのNVMe SSDを使用し、OSと配信ソフト、トラッキングソフトをインストール。
PCIe Gen.4 SSDは読込速度が7,000MB/s前後に達し、ゲームのロード時間短縮や大容量ファイルの転送が高速化されます。
人気のSSDメーカーはWD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアで、これらのメーカーは耐久性と信頼性に優れています。
特にWDのBlackシリーズやCrucialのP5 Plusは、配信用途に適した高性能モデルとして評価が高く、長期間の使用でも安定した動作が期待できるでしょう。
HDDは大容量のアーカイブ用途には有効ですが、配信中のアクティブなストレージとしては速度が不足しているため、メインストレージとして使用するのは避けた方が賢明。
CPUクーラーが配信の安定性に与える影響
CPUクーラーは配信中のCPU温度を適切に管理し、サーマルスロットリングを防ぐ重要な役割を担っています。
CPUが高温になると自動的にクロック周波数が低下し、配信のパフォーマンスが落ちてしまうため、適切な冷却能力を持つクーラーを選ぶことが必須。
現行のCore Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは、旧世代と比較して発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも充分に冷却できる設計になっています。
特にミドルレンジのCPUであれば、DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといったメーカーの高性能空冷クーラーで問題なく運用可能。
ハイエンドCPUを使用する場合や、静音性を重視する場合は、水冷CPUクーラーも選択肢に入ります。
DEEPCOOLやCorsair、NZXTの簡易水冷クーラーは、大型のラジエーターにより効率的に熱を排出し、CPUを低温に保つことができるのが魅力。
特に長時間の配信を行う場合、水冷クーラーの安定した冷却性能は大きなアドバンテージになります。
大型の空冷クーラーはケースの高さ制限に引っかかる場合があり、簡易水冷クーラーはラジエーターの取り付けスペースを確認する必要があります。
ケースとエアフローの最適化
配信用PCは長時間の連続稼働が前提となるため、エアフローに優れたケースを選ぶことが、システムの安定性と寿命に直結します。
ピラーレスケースは2面または3面が強化ガラス製で、内部が見やすくメンテナンス性に優れているのが特徴。
NZXTやLian Li、Antecといったメーカーのピラーレスケースは、デザイン性と機能性を両立しており、配信用PCとして映える外観を実現できます。
木製パネルケースは、Fractal DesignやCorsair、Lian Liが展開しており、高級感のある外観が魅力。
配信部屋のインテリアにこだわる方におすすめなのが、これらの木製パネルを採用したケースです。
木材は振動を吸収する特性があり、HDDを搭載する場合の静音性向上にも貢献します。
スタンダードなケースは、DEEPCOOLやCOOLER MASTER、Thermaltakeが人気で、エアフローに優れた設計と手頃な価格が魅力。
側面1面が強化ガラス製で内部が確認でき、前面と背面に複数のファンを搭載できる構造は、配信用PCの冷却に理想的な環境を提供します。
RGBゲーミングケースは、CorsairやASUS、Fractal Designが展開しており、派手なライティングが特徴。
配信方式別の推奨構成


ソフトウェアエンコード配信の推奨構成
ソフトウェアエンコード(x264)を使用する配信では、CPUの性能が配信品質を直接左右するため、高性能なCPUを中心とした構成が求められます。
x264は高画質な配信が可能ですが、CPU負荷が非常に高く、適切なスペックを確保しないとゲームプレイや3Dモデルのトラッキングに影響が出てしまいますよね。
ソフトウェアエンコード配信の推奨構成は以下の通り。
| パーツ | 推奨スペック | 具体的なモデル例 |
|---|---|---|
| CPU | 8コア16スレッド以上 | Ryzen 7 9800X3D、Core Ultra 7 265K |
| グラフィックボード | RTX 5070以上 | GeForce RTX 5070Ti、RTX 5070 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | Crucial 32GB(16GB×2) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(システム)+ 2TB NVMe SSD(データ) | WD Black SN850X 1TB + 2TB |
| CPUクーラー | 高性能空冷または簡易水冷 | DEEPCOOL AK620、Corsair iCUE H150i |
| 電源 | 750W 80PLUS Gold以上 | Corsair RM750x |
この構成であれば、x264のmediumプリセットで1080p 60fpsの高画質配信が可能で、同時にゲームをプレイしても快適なパフォーマンスを維持できます。
CPUの余裕があるため、配信中に動画編集ソフトを起動したり、複数のブラウザタブを開いたりすることもできるわけです。
予算に余裕がある場合は、CPUをRyzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kにアップグレードすることで、さらに高いプリセット(slowやslower)での配信が可能になります。
これらの高プリセットは画質が向上する反面、CPU負荷が劇的に増加するため、16コア32スレッドクラスのCPUが必要になってくるのです。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS


| 【ZEFT R60GS スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HK


| 【ZEFT R60HK スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HJ


| 【ZEFT R60HJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AW


| 【ZEFT R60AW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
ハードウェアエンコード配信の推奨構成
配信中のCPUリソースをゲームやトラッキングに集中させられるため、バランスの取れた構成が実現できます。
ハードウェアエンコード配信の推奨構成は以下の通り。
| パーツ | 推奨スペック | 具体的なモデル例 |
|---|---|---|
| CPU | 6コア12スレッド以上 | Ryzen 7 9700X、Core Ultra 5 235 |
| グラフィックボード | RTX 5070Ti以上 | GeForce RTX 5070Ti、RTX 5080 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | GSkill Trident Z5 32GB(16GB×2) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(システム)+ 2TB NVMe SSD(データ) | Crucial P5 Plus 1TB + 2TB |
| CPUクーラー | ミドルクラス空冷 | サイズ 虎徹 Mark III、Noctua NH-U12S |
| 電源 | 850W 80PLUS Gold以上 | Corsair RM850x |
この構成では、NVENCやVCEのハードウェアエンコーダーがエンコード処理を担当するため、CPUはゲームとトラッキングに専念できます。
結果として、ソフトウェアエンコードと比較してシステム全体の負荷が分散され、安定した配信が実現できるわけです。
グラフィックボードをRTX 5080やRTX 5090にアップグレードすれば、4K解像度での配信も視野に入ります。
ただし、4K配信は視聴者側の回線速度も要求されるため、現時点では1080p 60fpsが主流であり、RTX 5070Tiクラスで充分な性能が得られるといえるでしょう。
ゲーム配信とトーク配信の違い
ゲーム配信とトーク配信では、要求されるスペックが大きく異なるため、活動スタイルに応じた構成を選ぶことが重要。
ゲーム配信は高負荷なゲームを動かしながら配信するため、CPUとグラフィックボードの両方に高い性能が求められます。
一方、トーク配信や雑談配信は3Dモデルのトラッキングと配信エンコードが主な負荷となり、ゲームほどの高性能は必要ありません。
ミドルレンジのCPUとグラフィックボードでも充分に快適な配信環境を構築できるため、予算を抑えつつ高品質な配信が可能になります。
ゲーム配信を中心に活動する場合は、前述のソフトウェアエンコードまたはハードウェアエンコード配信の推奨構成を基準にするのが安全。
特に最新のAAAタイトルを配信する場合は、グラフィックボードの性能が重要で、RTX 5070Ti以上を選ぶことで快適なゲームプレイと配信を両立できます。
トーク配信や歌配信を中心に活動する場合は、以下のような構成でも充分。
| パーツ | 推奨スペック | 具体的なモデル例 |
|---|---|---|
| CPU | 6コア12スレッド | Ryzen 5 9600、Core Ultra 5 235F |
| グラフィックボード | RTX 5060Ti以上 | GeForce RTX 5060Ti、RX 9060XT |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | Crucial 32GB(16GB×2) |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD(システム)+ 1TB NVMe SSD(データ) | キオクシア EXCERIA PLUS G3 500GB + 1TB |
この構成であれば、3Dモデルのトラッキングと配信エンコードを快適にこなせ、予算を大幅に抑えられます。
将来的にゲーム配信も視野に入れる場合は、グラフィックボードだけをアップグレードすることで対応できるため、拡張性を考慮した構成といえるでしょう。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
BTOパソコンと自作PCの選択


BTOパソコンのメリットと選び方
配信用PCに必要なスペックを指定するだけで、最適な構成を提案してくれるショップも多く、パーツ選びに自信がない方におすすめなのが、BTOパソコンという選択肢です。
BTOパソコンを選ぶ際は、カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶことが重要。
特にメモリメーカーやSSDメーカー、CPUクーラーメーカーを選択できるショップは、品質と信頼性を重視する方にとって理想的な環境を提供します。
人気のBTOショップは、パソコン工房、マウスコンピューター、ドスパラ、ツクモなどがあり、それぞれ特徴が異なります。
パソコン工房は豊富なカスタマイズオプションと手厚いサポートが魅力で、初めてBTOパソコンを購入する方に適しています。
マウスコンピューターは国内生産による品質の高さと、24時間365日のサポート体制が評価されているショップ。
ツクモは秋葉原に実店舗を構え、店頭での相談が可能なため、直接スタッフと相談しながら構成を決めたい方におすすめ。
自作PCのメリットと注意点
自作PCは、完全に自分好みの構成を実現できるのが最大の魅力で、パーツ選びから組み立てまで全てを自分でコントロールできます。
BTOパソコンと比較してコストを抑えられる場合もあり、パーツの知識がある方にとっては理想的な選択肢。
自作PCのメリットは、パーツごとにメーカーやモデルを細かく指定できること。
例えば、特定のメーカーのマザーボードを使用したい場合や、RGB LEDの色を統一したい場合など、細部までこだわった構成が可能になります。
また、将来的なアップグレードも容易で、必要に応じてパーツを交換できる柔軟性があるわけです。
ただし、自作PCには注意点もあります。
互換性の確認を怠ると、パーツが物理的に取り付けられなかったり、動作しなかったりするトラブルが発生してしまいますよね。
組み立ての難易度は、近年のパーツは取り付けが簡単になっており、初心者でも丁寧に作業すれば完成させられるレベル。
ただし、静電気対策やCPUグリスの塗布、ケーブルマネジメントなど、細かい注意点を守る必要があります。
組み立てに自信がない場合は、BTOパソコンを選ぶか、経験者に手伝ってもらうのが安全でしょう。
自作PCのコストは、同等スペックのBTOパソコンと比較して1万円~3万円程度安くなる場合が多いですが、OSライセンスやツールの購入費用を考慮すると、大幅なコスト削減にはならないこともあります。
それでも、自分で組み立てる達成感や、パーツの知識が深まる経験は、自作PCならではの価値といえるでしょう。
保証とサポートの重要性
配信用PCは長時間の連続稼働が前提となるため、保証とサポートの充実度は購入時の重要な判断基準。
BTOパソコンは通常1年~3年の保証が付帯し、故障時の修理や交換に対応してくれるため、安心して使用できます。
特に初めて配信用PCを購入する方は、サポート体制が充実したBTOショップを選ぶことをおすすめします。
電話やメール、チャットでの技術サポートが利用でき、トラブル発生時に迅速な対応が期待できるからです。
配信中にPCが故障すると、視聴者に迷惑をかけるだけでなく、収益機会の損失にもつながるため、サポートの重要性は非常に高いといえます。
自作PCの場合、パーツごとにメーカー保証が適用されますが、トラブルの原因特定は自分で行う必要があります。
どのパーツが故障しているのか判断できない場合、全てのパーツを個別に検証する手間がかかり、配信活動に支障をきたす可能性も。
パーツの知識に自信がない方は、この点を考慮してBTOパソコンを選ぶのが賢明でしょう。
延長保証オプションを提供しているBTOショップも多く、追加費用を支払うことで保証期間を延長できます。
配信活動を長期的に続ける予定がある方は、延長保証に加入しておくと安心。
特にグラフィックボードやストレージは故障のリスクが比較的高いパーツなので、保証でカバーされていると心強いですよね。
配信品質を向上させる周辺機器


パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SD


| 【ZEFT R60SD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57U


| 【ZEFT Z57U スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster MasterFrame 600 Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65X


| 【ZEFT R65X スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9060XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | Thermaltake The Tower 100 Black |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58J


| 【ZEFT Z58J スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59CD


| 【ZEFT R59CD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6800Gbps Crucial製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
マイクとオーディオインターフェース
コンデンサーマイクは感度が高く、繊細な音声を拾えるのが特徴。
Audio-TechnicaのAT2020やRode NT1-Aなどが人気で、クリアな音質で配信できます。
ただし、環境音も拾いやすいため、防音対策が不充分な部屋では注意が必要。
Shure SM7BやElectro-Voice RE20などが配信者に人気で、ノイズの多い環境でも安定した音質を確保できます。
価格はコンデンサーマイクより高めですが、長期的に使用することを考えれば投資する価値は充分。
オーディオインターフェースは、マイクの音声をPCに高品質で取り込むための機器。
ウェブカメラと照明
Vtuber配信では3Dモデルを使用するため、ウェブカメラは顔トラッキング用途で使用されます。
高精度なトラッキングには高解像度のウェブカメラが必要で、1080p 60fps以上の性能を持つモデルが推奨されます。
Logicool StreamCam C980やRazer Kiyo Proなどが人気で、これらのウェブカメラは高精度な顔認識が可能。
特にStreamCam C980は縦配置にも対応しており、スマートフォン向けの縦型配信にも活用できる柔軟性があります。
照明は顔トラッキングの精度を向上させるために重要で、適切な照明があれば暗い部屋でも安定したトラッキングが可能になります。
価格も手頃で、初めて照明を導入する方におすすめなのが、リングライトという選択肢です。
モニターとデュアルディスプレイ環境
メインモニターで配信画面やゲームを表示し、サブモニターでOBSの設定やチャット、配信状況を確認する構成が一般的。
メインモニターは、ゲーム配信を行う場合は144Hz以上のリフレッシュレートを持つゲーミングモニターが推奨されます。
BenQ ZOWIE XL2546KやASUS TUF Gaming VG27AQLAなどが人気で、滑らかな映像表示により快適なゲームプレイが可能。
サブモニターは、リフレッシュレートよりも解像度と視野角を重視し、IPSパネルの24インチ~27インチモデルが適しています。
Dell S2722DCやLG 27UP550-Wなどが手頃な価格で高品質な表示が可能で、配信管理用途には充分な性能を持っています。
モニターアームを使用すると、デスクスペースを有効活用でき、モニターの位置を自由に調整できるのが便利。
配信ソフトとトラッキングソフトの最適化


OBS Studioの設定とエンコード方式
OBS Studioは無料で高機能な配信ソフトとして広く使用されており、適切な設定が配信品質を左右します。
エンコード方式の選択、ビットレートの設定、解像度とフレームレートの調整など、細かい設定を最適化することで、視聴者に快適な視聴体験を提供できるわけです。
エンコード方式は、ソフトウェアエンコード(x264)とハードウェアエンコード(NVENC、VCE)の2種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
x264は高画質ですがCPU負荷が高く、NVENCやVCEは低負荷ですが同じビットレートではx264より画質が劣る傾向。
YouTubeの場合、1080p 60fpsで6,000~9,000kbpsが推奨されており、Twitchでは6,000kbps程度が上限。
ビットレートを高く設定しすぎると視聴者の回線が追いつかず、バッファリングが発生してしまいますよね。
解像度は1080p(1920×1080)が主流で、フレームレートは60fpsが推奨されます。
ただし、回線速度が不安定な場合は、解像度を900p(1600×900)に下げたり、フレームレートを30fpsにしたりすることで、安定した配信が可能になります。
OBSのシーン機能を活用すると、配信の演出を豊かにできます。
ゲーム画面、トーク画面、休憩画面など、複数のシーンを事前に設定しておき、配信中に切り替えることで、視聴者を飽きさせない工夫ができるでしょう。
VTube Studioとluppetの比較
VTube Studioは汎用性が高く、様々な3Dモデル形式に対応しているのが特徴。
VTube Studioは、Live2Dモデルのトラッキングに特化しており、表情の細かい動きや髪の揺れなどを自然に表現できます。
iPhoneのFace IDを使用したフェイストラッキングにも対応しており、高精度なトラッキングが可能。
無料版でも基本機能は使用でき、有料版では追加機能やカスタマイズオプションが解放されます。
luppetは、3Dモデル(VRM形式)のトラッキングに対応しており、全身トラッキングも可能なのが特徴。
VRデバイスを使用することで、手の動きや体の動きまでトラッキングでき、より表現力豊かな配信が実現できます。
ただし、VRデバイスの導入コストがかかるため、予算に余裕がある方向けの選択肢。
特にCPUの性能がトラッキングの滑らかさに影響するため、ミドルレンジ以上のCPUを選ぶことが推奨されます。
プラグインとフィルターの活用
人気のプラグインとして、StreamFX、OBS WebSocket、Advanced Scene Switcherなどがあり、それぞれ異なる機能を提供しています。
StreamFXは、映像にエフェクトを追加できるプラグインで、ブラー効果や色調補正、3D変換などが可能。
OBS WebSocketは、外部アプリケーションからOBSを制御できるプラグインで、スマートフォンやタブレットから配信の開始・停止、シーンの切り替えなどが可能になります。
配信中にPCから離れた位置で操作したい場合に便利。
Advanced Scene Switcherは、特定の条件でシーンを自動的に切り替えるプラグインで、ゲームの起動を検知してゲーム画面に切り替えたり、一定時間操作がない場合に休憩画面に切り替えたりする自動化が可能。
配信の手間を減らし、配信者がコンテンツに集中できる環境を作れます。
フィルター機能は、映像や音声に様々な効果を適用できる標準機能。
クロマキー合成、ノイズ抑制、ゲイン調整、コンプレッサーなどが用意されており、これらを適切に設定することで、プロフェッショナルな配信品質を実現できるでしょう。
予算別の推奨構成


15万円以下のエントリー構成
予算15万円以下でVtuber配信用PCを構築する場合、トーク配信や軽いゲーム配信に特化した構成が現実的。
最新のパーツを厳選し、将来的なアップグレードを前提とした構成を組むことで、コストを抑えつつ配信活動を始められます。
エントリー構成の具体例は以下の通り。
| パーツ | 推奨スペック | 想定価格 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 5 9600 | 約25,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX 5060Ti | 約45,000円 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 約15,000円 |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD | 約10,000円 |
| マザーボード | B650チップセット | 約18,000円 |
| CPUクーラー | 付属クーラーまたは安価な空冷 | 約3,000円 |
| ケース | スタンダードケース | 約8,000円 |
| 電源 | 650W 80PLUS Bronze | 約8,000円 |
| OS | Windows 11 Home | 約15,000円 |
| 合計 | – | 約147,000円 |
この構成では、トーク配信や歌配信、軽めのゲーム配信が快適に行えます。
ハードウェアエンコード(NVENC)を使用することで、CPUの負荷を抑えつつ高品質な配信が可能。
将来的にCPUをRyzen 7やRyzen 9にアップグレードすることで、より高負荷な配信にも対応できる拡張性があります。
注意点として、この予算帯では最新のAAAタイトルを最高設定でプレイしながら配信するのは難しく、設定を下げるか、軽めのゲームを選ぶ必要があります。
ただし、配信活動を始めるには充分な性能を持っており、初めてのVtuber配信用PCとしては妥当な選択肢でしょう。
25万円前後のミドルレンジ構成
予算25万円前後では、ゲーム配信とトーク配信の両方を高品質でこなせるバランスの取れた構成が実現できます。
最新のミドルハイクラスのパーツを組み合わせることで、長期間にわたって快適な配信環境を維持できるわけです。
ミドルレンジ構成の具体例は以下の通り。
| パーツ | 推奨スペック | 想定価格 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D | 約65,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX 5070Ti | 約75,000円 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 約15,000円 |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD + 2TB NVMe SSD | 約25,000円 |
| マザーボード | X870チップセット | 約28,000円 |
| CPUクーラー | 高性能空冷 | 約8,000円 |
| ケース | ピラーレスケース | 約15,000円 |
| 電源 | 850W 80PLUS Gold | 約15,000円 |
| OS | Windows 11 Home | 約15,000円 |
| 合計 | – | 約261,000円 |
この構成は、最新のゲームを高設定でプレイしながら配信できる性能を持ち、ソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードの両方を快適に使用できます。
Ryzen 7 9800X3Dの3D V-Cacheにより、ゲームのフレームレートが向上し、視聴者に滑らかな映像を提供できるでしょう。
ストレージを2台構成にすることで、システムとデータを分離し、録画データの保存や編集作業が効率化されます。
X870チップセットのマザーボードは、将来的なCPUアップグレードにも対応しており、長期的な使用を考えると優れた選択。
ピラーレスケースを採用することで、配信画面に映り込むPCの外観も美しく、視聴者に好印象を与えられます。
この価格帯であれば、プロフェッショナルな配信環境を構築でき、収益化を目指すVtuberにとって理想的な構成といえるでしょう。
35万円以上のハイエンド構成
予算35万円以上では、4K配信や複数のゲームを同時起動する高負荷な環境にも対応できるハイエンド構成が実現できます。
最上位のパーツを組み合わせることで、あらゆる配信シーンで妥協のないパフォーマンスを発揮し、長期間にわたって最前線で活躍できるPCが完成します。
ハイエンド構成の具体例は以下の通り。
| パーツ | 推奨スペック | 想定価格 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 9 9950X3D | 約95,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX 5080 | 約130,000円 |
| メモリ | 64GB DDR5-5600 | 約28,000円 |
| ストレージ | 2TB NVMe SSD + 4TB NVMe SSD | 約50,000円 |
| マザーボード | X870E チップセット | 約45,000円 |
| CPUクーラー | 簡易水冷360mm | 約20,000円 |
| ケース | 高級ピラーレスケース | 約25,000円 |
| 電源 | 1000W 80PLUS Platinum | 約25,000円 |
| OS | Windows 11 Pro | 約20,000円 |
| 合計 | – | 約438,000円 |
この構成は、プロのVtuberや企業勢が使用するレベルの性能を持ち、4K 60fpsでの配信、複数のゲームの同時起動、リアルタイムでの動画編集など、あらゆる高負荷作業を快適にこなせます。
Ryzen 9 9950X3Dの16コア32スレッドは、ソフトウェアエンコードのslowプリセットでも余裕があり、最高画質での配信が可能。
RTX 5080は、4K解像度でのゲームプレイと配信を両立でき、レイトレーシングを有効にした最新ゲームも快適に動作します。
64GBのメモリは、複数のアプリケーションを同時に起動しても余裕があり、配信中に動画編集ソフトを起動したり、大量のブラウザタブを開いたりすることもできるわけです。
簡易水冷クーラーは、長時間の配信でもCPUを低温に保ち、サーマルスロットリングを防ぎます。
高級ピラーレスケースは、内部の美しさを最大限に引き出し、配信画面に映り込むPCが視聴者の目を楽しませる演出効果も。
この価格帯の構成は、配信活動を本格的なビジネスとして展開する方や、最高の環境で配信したい方に適しています。
初期投資は大きいですが、長期的に使用できる性能を持ち、頻繁なアップグレードが不要なため、結果的にコストパフォーマンスに優れた選択になるでしょう。
配信環境の最適化とメンテナンス


室温管理とPC冷却の重要性
配信用PCは長時間の連続稼働が前提となるため、適切な室温管理とPC冷却が安定動作の鍵を握ります。
室温が高いとPC内部の温度も上昇し、パーツの寿命が短くなったり、パフォーマンスが低下したりする原因になってしまいますよね。
理想的な室温は20℃~25℃で、エアコンを使用して一定の温度を保つことが推奨されます。
特に夏場は室温が30℃を超えることもあり、PC内部の温度が80℃以上に達する可能性があるため、冷房の使用は必須。
冬場も暖房によって室温が上がりすぎないよう注意が必要です。
PC内部の冷却は、ケースファンの配置と風量が重要。
定期的なメンテナンスとして、3ヶ月に1回程度はPC内部のホコリを除去することが推奨されます。
エアダスターを使用してファンやヒートシンクのホコリを吹き飛ばし、通気性を確保することで、冷却性能を維持できるでしょう。
ソフトウェアの更新とドライバー管理
古いバージョンのソフトウェアは、セキュリティリスクがあるだけでなく、パフォーマンスの低下やバグの原因になる可能性があります。
Windows Updateは、月に1回程度の頻度で重要な更新が配信されるため、定期的にチェックして適用することが推奨されます。
グラフィックボードのドライバーは、NVIDIAやAMDが定期的に新しいバージョンをリリースしており、ゲームの最適化やバグ修正が含まれています。
GeForce ExperienceやAMD Adrenalinを使用することで、ドライバーの更新を簡単に管理できるため、これらのツールを活用するのが効果的です。
OBS Studioやトラッキングソフトも、定期的にアップデートが提供されており、新機能の追加やパフォーマンスの改善が行われています。
ただし、プラグインとの互換性が失われる場合もあるため、アップデート前にバックアップを取っておくと安心でしょう。
バックアップとデータ管理
ストレージの故障やソフトウェアのトラブルでデータが失われると、過去の配信アーカイブや設定が全て消失してしまい、復旧に膨大な時間がかかってしまいますよね。
バックアップの方法として、外付けHDDやNASを使用した物理バックアップと、クラウドストレージを使用したオンラインバックアップがあります。
物理バックアップは大容量のデータを高速にバックアップでき、オンラインバックアップは遠隔地にデータを保管できるため、災害時のリスク分散に有効。
OBS Studioの設定ファイルは、定期的にエクスポートして保存しておくことが推奨されます。
よくある質問


配信用PCはゲーミングPCと同じでいいのか
グラフィックボードは必須なのか
3Dモデルの描画にはグラフィックボードの性能が必要で、CPU内蔵のグラフィックス機能では性能が不足しているからです。
特にハードウェアエンコードを使用する場合、グラフィックボードのエンコーダー機能が配信の安定性に直結します。
配信中にPCが重くなる原因は何か
配信中にPCが重くなる原因は、CPUやメモリのリソース不足、ストレージの速度不足、冷却不足など、複数の要因が考えられます。
まず確認すべきは、タスクマネージャーでCPU使用率とメモリ使用率をチェックすることです。
エンコード設定を軽くするか、ハードウェアエンコードに切り替えることで、CPU負荷を軽減できるでしょう。
メモリ使用率が90%以上の場合は、メモリ容量が不足しているため、増設が必要。
ストレージの速度不足は、録画データの書き込みが追いつかず、配信がカクつく原因になります。
HDDを使用している場合は、NVMe SSDに交換することで大幅に改善されるでしょう。
冷却不足は、CPUやグラフィックボードの温度が高くなり、サーマルスロットリングが発生している可能性があるため、ケース内の清掃やファンの追加が効果的です。
配信用PCの寿命はどのくらいか
配信用PCの寿命は、使用頻度とメンテナンスの状況によって大きく異なりますが、一般的には3年~5年程度が目安。
ただし、適切なメンテナンスを行い、定期的にパーツをアップグレードすることで、さらに長期間使用することも可能です。
最も寿命が短いパーツは、ストレージとファンで、SSDは書き込み回数に上限があり、ファンは軸受けが摩耗することで異音が発生したり、回転が不安定になったりします。
これらのパーツは消耗品と考え、3年程度で交換することが推奨されます。
配信の品質を維持するためには、3年~4年程度でCPUやグラフィックボードをアップグレードすることを検討した方がいいでしょう。
中古パーツは配信用PCに使えるか
特にグラフィックボードやストレージは、前の所有者の使用状況によって寿命が大きく異なり、購入後すぐに故障する可能性もあります。
配信用PCは長時間の連続稼働が前提となるため、信頼性が最も重要。
新品のパーツであれば、メーカー保証が付帯しており、故障時の対応も迅速です。
中古パーツを使用することで数万円節約できたとしても、配信中に故障して収益機会を失うリスクを考えると、新品パーツを選ぶのが安全でしょう。
これらのパーツは、外観の傷や使用感を確認した上で、信頼できる販売店から購入することが推奨されます。

